マンションやアパートの襖で段襖というものがあります。
私の家の襖もすべてこれです。
軽量でコストパフォーマンスにも優れているので、この手の襖がみなさんの
ご自宅でも使われているケースが多いです。
しかしながら、これは一般の襖のように建具枠をはずして袋張りしてという事がができないため
私共もクロスを全面のり貼りで張るケースが多いです。
しかしながら今回も貼ったばかりは

写真のように所々ブクブクと浮きがでてきます。
これは、クロスののり(糊)の水分によってもともと貼ってあったクロスの裏紙が浮いてきてしまって
こんな現象になります。(クロスは表面の主にビニール層とその裏打ちの紙が何層にも重なってできています)
当初は霧吹きで水をかけてわざとこの裏紙を浮かせて、その浮きそうな紙をはがして・・・
とやっていたのですが、1枚の襖をやるのにものすごい時間がかかるのと、浮いた裏紙を
はがしても、その後ろの紙もまた浮く可能性があり・・・

クロスの浮き具合です。1枚目の写真よりはだいぶ引いたことはおわかりでしょうか?
障子紙を思い浮かべてください。
障子紙も貼ったばかりはたるんでいますが、霧吹きで水をかけそれが乾くころには
パーンと張ってきれいに仕上がります。

クロスも同様、のりが乾く頃には浮いていた裏紙もはり
きれに仕上がります。
ただ。どうしてもひかない部分がまれえにあります。
そんな場合は注射器にのりを入れて、その部分に注入しておさえます。
今回はすべてきれいに浮きは引きましたが、5日もかかりました。
冬場困ります。とくにうちの事務所は寒くて。。。